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テキストや補助教材について

テキストや補助教材についても、チェックすべき項目はたくさんあります。まず、授業を受け持つ講師が、テキストの編集意図を理解しているかどうか。また、講師の使用に耐えるだけのテキストかどうか。これは、あたりまえのようで、じつはあたりまえでない予備校・塾が多いのです。たとえば、授業中にテキストは一切使用せず、独自のプリントだけで授業を進める講師がいます。ひどいばあいには、「この予備校のテキストは使いものにならない」などと豪語するものまでいるそうです。また、その授業展開を積極的にすすめている予備校・塾もあるようです。テキストは形式だけ、というスタンスでしょう。たしかに、そのプリントだけで、志望校への合格力がつけば、文句はないでしょう。」

学校で学ぶ学習内容

人間は頭を使わなくなってしまったら、そこで脳の発達は止まり、知能が低下してしまうことは、すでに証明されている。「やる気が出るまで放っておく」などと言っていては、今以上に頭を働かせる機会がなくなってしまい、やわらかい中学生の頭が固くなってしまう。そうなってからでは手遅れだということを、とんとご存知ない方が多いようだ。できない子には、何らかの文化的刺激が他の子ども以上に必要なことを忘れてはならない。学校で学ぶ学習内容にこだわる必要はない。人間が生きていくために大切だと思われる文化的刺激なら何でもよい。スポーツでも芸術でもボランティアでもよい。他人に迷惑をかけないで夢中になれるものを探す手伝いをするのも、親の役目ではないだろうか。

個人としての生き方

ご注意いただきたい点は、がむしゃらにやるのではなく、周囲の状況を把握してから対処法を考えることは、大人の世界でもビジネスの分野でも、人生観としても大切だということです。大げさにいえば、仕事に対する考え方、個人としての生き方に影響しているのです。仕事に関してみれば、最近、ビジネスの世界で「スキル」と「コンビテンス」ということがいわれています。これについてはご承知の方も多いと思いますが、これからは単なるスキルだけでは、的確な対応はできないように思います。たとえば、サッカーでドリブルなどボールの扱い(スキル)がたくみでも、不利な位置にいる味方選手にパスしたのでは、ゲームを有利に展開できません。味方にとってより有利な位置にいる選手にパスしなければなりません。そのためには、自分が置かれた状況を分析し、どのような行動をとれば無駄がなく効率的か、頭で整理しなければならないのです。この状況把握能力がすなわち「コンビテンス」ではないでしょうか。このコツをつかめば、素質のことなどはほとんど考えなくても、みずからのもてる能力を有効に発揮することができるはずです。


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